入社してからの不安
学生から社会人となり、今までの環境や生活習慣が一気に変化します。
その中で仕事への不安、人間関係に対する不安、新生活に対する不安などいろんなものを抱えながらスタートすることになります。
入社してから初めて仕事内容の理解や実際にどのように仕事を行っていくのかを実体験することになります。
ただしどの会社でも最初から本格的な仕事を任されることは、ほとんどありません。
誰にでもできる雑務や先輩や上司のアシスタントとして一緒に行動することも多いです。
そこでどのような気持ちで取り組み行動するのかによって、周りの評価も大きく異なります。
そこで入社一年目ではどのようなことを意識して取り組んでいけばいいのでしょうか。
仕事の基礎を学ぶ
特に入社してすぐの時は、コピーやお茶くみなど簡単にできることを任せることが多いです。
中にはこのような仕事をするためにこの会社に入ったわけじゃないと今やっていることに値して納得できないという人もいるでしょう。
しかしどのような仕事でも、当たり前のことを当たり前のようにできるのかということがまず一番に求められています。
社会人としてビジネスマナーを身に着けること、仕事に対する姿勢やものの考え方など本格的な仕事を受けるまでに身につけなければいけないことがたくさんあります。
社内の人間とのコミュニケーションを積極的にとるようにすること、仕事を円滑に進めていくために、手段や考え方が間違っていないだろうかなど常に復讐することも大事です。
一つのことを任された場合、正確に短時間で終わらせる方法はどれなのかを自分で考えながら行うようにしましょう。
入社一年目の3つの原則
そこで入社してまず心得ておかなければいけない3つのことがあります。
まず一つ目は、頼まれたことは必ずやりきるということです。
上司や先輩に言われたことを、言われたときにすぐに行うようにしましょう。
つい後回しなりわからないままにしてしまう人も多く、催促されて改めて行う場合もあります。
多くの上司は頼んでから大体の出来上がりの時間帯を計算して仕事を依頼します。
そのためすぐにやることを前提に仕事を任せています。
いわれたことはすぐに行うことと、わからなければ上司に状況を説明し次に進むためのアドバイスをもらうようにしましょう。
そうすることで仕事を早い段階でやりきることができ、また次の仕事を任せてみようという気持ちにあります。
二つ目は、50点でも構わないため早く提出するということです。
仕事はだらだらやっても成果は上がりません。
時間がかかるものでなければ早く終わらせて次に取り掛かるのが理想です。
しかし自分の力で解決できない場合は、時間を優先しなるべく早い段階でアドバイスを求めましょう。
そうすることでどの段階で躓いているのかが明確になり、早く対応することが出来ます。
三つ目は、つまらない仕事はないという意識を持つことです。
誰にでもできるような仕事や、簡単な仕事でも必ず行う必要があるものです。
何のためにやるのか、先輩がやっているのをまねしたり、わからないことがあったらその場で聞いたり、同じ言葉を盗んでしゃべってみたりすることも大事です。
単純な作業だからこそ、この仕事を行うメリットを考えながら取り組んでみましょう。