やりがいのある職業、建築士とは

建築士の魅力

建築士という名前を聞くと、家からビル、有名な建築物まで幅広い分野で活躍している職業です。
自分が頭で思い浮かぶものを、安全にかつ個性あふれる建築物を作り上げることができます。
特にお客様の依頼によって作るマイホームは、一生住み続ける大事な場所です。
お客様が作り上げているイメージをもとに、イメージ通りのもの、それ以上のものを作り上げることが建築士としてのやりがいにつながります。

また建築士によって、こだわりを持っている人も多いです。
モダンなデザインを好んで作る人もいれば、日本の和の空間を得意としている人もいます。
そして使用する素材に対してもこだわりを持っているため建築士がデザインしたものにはそれぞれ強い特徴があります。
建物全体だけでなく、内部の細かいところまでこだわりぬくことができるのも、建築士ならではの魅力です。

建築士の種類

建築士には大きく分けて3種類に分かれます。
それぞれ作ることができる建物と大きさに制限が持たされています。

まず一つ目は木造建築士です。
木造で1階建てもしくは2階建ての建築物で、延べ面積が300㎡以下の建築物の設計を行うことができます。
また設計だけでなく、現場の工事監理を行うこともできます。

二つ目は二級建築士です。
鉄骨造り、木造、鉄筋コンクリート造の全ても建築物を設計して工事監理も行うことができます。
延べ面積は30㎡から300㎡以下までと決まっていますが、一般的な住宅の建築であれば、ほとんどまかなくことが出来ます。

三つめは一級建築士です。
大きさの制限がなく高層ビル、病院、百貨店など公共施設から一般的な家屋まで幅広く担当することができます。
一級建築士だけは、国土交通省にて免許を受け取りますが、二級建築士と木造建築士はそれぞれの都道府県で免許を受け取ることになっています。

お客様との深いつながり

建築士の仕事の多くが、クライアントからの依頼があって初めてモノづくりが始まります。
自分が頭の中で思い描いたものを図面化し、それが大工さんたちの手によって建物になって出来上がった瞬間は、一番の満足感を得ることができます。

特にお客様からの依頼で多いのはマイホームの建築です。マイホームは一生住み続ける大事な場所です。
その場所のイメージをお客様から正確に読み取り、そして図面化して意見をすり合わせしていきます。
大きな外観だけでなく間取りに関しては動線などを考えて住みやすい家の提案も考えなくてはいけません。
経験を重ねれば重ねるほど、よりいい建築物を作り上げることができます。

マイホームの打ち合わせをするたびに、お客様の生活感や理想とする空間を共有することで理解しあうことができます。
完成したマイホームがより満足度が高いものであれば、お客様の今度の生活も豊かになり長年大事に住み続けてもらうことができるでしょう。

Back To Top