リハビリに関するスペシャリスト!理学療法士とは?

リハビリを専門に指導

理学療法士と聞いてすぐにどのような仕事をしているのか説明できる人は少ないのでしょうか。
理学療法士とは、Physical Therapistの略語でPTとも呼ばれることがあります。
主な仕事は、事故や病気、老化、運動障害、幼児障害など様々な要因で、日常生活が不自由になってしまった人が再度自立して生活することができるようにリハビリを専門に指導しているのです。

生活に欠かせない、起きる、寝返る、立ち上がる、歩く、座るといった動作をスムーズに行えるように指導していきます。
さらにトイレに行く、食事をする、自分の足だけで歩くといった日常生活で自立していくための支援をリハビリという観点で支えていく職業です。
仕事内容を聞くと、身近に感じる職種だと感じるでしょう。

理学療法士は専門職であり、国家資格を必要とする仕事です。
リハビリと言っても人によって現状が大きく事なります。
一人でも社会復帰できるようにどのようなリハビリを取り入れれば効果的なのかを専門知識をもとに計画を立てることもお仕事のうちの一つです。

様々な環境で活躍できる

理学療法士の約8割が病院で活躍しています。
病院では病気やけがによって入院をしている人がたくさんいます。
一日でも早く退院をして、今まで通りの日常生活を送りたいと願っている人が多いです。
脳卒中の場合にはマヒが残りやすく、動作能力を回復させるリハビリを中心に行っていきます。

そのほかにも骨折をした場合は、関節の動きや筋トレを中心とした運動系を取り入れていきます。
心疾患の場合は、心拍数や血圧の上昇などが起きやすいため負荷がかかりにくいリハビリとして座ったまま行うものを取り入れるなど、対象者に合ったリハビリを行うことが大切です。
行基によってリハビリも異なりますが、一人一人のカルテを見て医師と相談しながらその人に合ったリハビリのアドバイスをしても洗うことができます。

病院ではそのほかにも、スポーツ障害や幼児や障害を持っている人に対してのリハビリもあり、さまざまな環境において活躍することができます。
主な勤務は病院が多いですが、そのほかにも老人保健施設やスポーツチームのトレーナーとして活躍している人もいるのです。

即戦力として重要視されている

高齢化社会が進んでいく中で、医療や介護はますます需要が高まってきます。
その中で病気やケガ、老化現象により日常生活が不便になってしまっている人を対象にしているのがリハビリです。
理学療法士はリハビリのスペシャリストとして、医療の第一線で活躍しています。

理学療法士は国が決めた養成施設を卒業後、国家試験を受けることが可能です。
この養成施設を卒業するまでに、実習を何度も重ねて様々な経験を積んでいきます。
就職率も高いため、すぐに職場で即戦力として重要視されています。
理学療法士は、今後高齢化が進むことでますます需要が高まる職業の一つでしょう。

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